自分らしさ探求~Me-ism~

自分らしく生きることを楽しむための書き散らしのブログ

パーソナリティ?を復習しよう1

 
世の中には、『心理検査』と呼ばれるものがある。
心理検査と聞いて、性格を調べる!?と思った方、もっとあります。


「知能」「発達」「パーソナリティ」「認知機能(神経心理)」「心理状態」


そのうちで、性格を調べようと思ったら、「パーソナリティ」です。


世の中には、様々なパーソナリティを診断するツールがある。


その前に、パーソナリティを検査する方法だって
いろいろあるってことを知っていてほしい。

 


とりあえず、わたしは、過去、心理学検定も勉強しておりました。
しばらくブログでは、そのあたりの復習を込めて、
今私が関心があることなんかをツブヤイテいこうと思っています。

 


日本メンタルヘルス協会に行って学んだことはたっくさんあります。
今思い出せば、心理学の分野のあらゆることを全体的に、
そして便利なものは特に取り上げて、授業を行ってくださっていたんだなぁ~
と今更ながら思うことが多いです。


そして、日本メンタルヘルス協会はかなり実践重視の授業でした。
だから、学んだことに対してテーブルで話し合いを行ったりすることも多いし、
課題提出が求められて自分なりに理解を深めたり、
課題を提出する中で実践を行っていたりすることも多かったです。


そこで、もっと知識を深めるためにはどうするか!?
で、私は「心理学検定」を受験することにしたんです。
もっと体系的なところを知りたいし、表面で終わらない知識も欲しかったので。


む、話が遠くにいった・・・
なので、心理学も体系的に理解し直したいなぁ~
と、今思っています。

 


で、パーソナリティを検査するとなったら・・・でしたが。

 


みなさんが一般的に知っていたり、やったことある!と認識するのは、
『質問紙法』
選択肢を答えたり、自由回答をしていく中で、査定を行う方法。


あれですよあれ。
「みんなとワイワイするのが好きだ」
〇あてはまらない 〇あまりあてはまらない 〇どちらでもない ●ほぼあてはまる 〇あてはまる
って、答えていくやつ。

 


次に知っているとしたら
『作業検査法』
単純作業をさせる中で、その作業量の推移から査定を行う。
有名なのは、『内田=クレペリン精神作業』
いろんなところで使われる検査。
私も、教員採用試験を受けていた時は、毎回必ず受けていました・・・

 


え、これも?
と思われそうなのは
『投影法』
曖昧な視覚的・言語的刺激を与え、それに対する連想や反応から査定を行う。
よくわからない影を見させられる『ロールシャッハテスト』は有名な気がする。


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『バウムテスト』
なんかは、日本メンタルヘルス協会でも、実際に作品を見てみたり、
自分でも描いてみたりとかしてみました・・・

 


でも、こういった検査をみなさんは完全に信じたりしますか?
答えを見て、
「えー?そうかなぁ?」
と感じたりすることもあったりしませんか?
また、
人の無意識の領域は、誰にも分らないからこそ無意識なので、
そこを完全に見抜くことはとても難しいのです。


例えば、
何らかのイラストを描いたとき、
誰が見てもとっても明るいイラストだったとします。
でも、それは
・本心からとっても明るいか
・本心では、とっても明るくいたいと望んでいる願望が現れているか
それは、深い洞察や、知識や経験、ご本人との対話があって
初めて分析が成り立つのです。


『質問紙法』『作業検査法』などは、
客観性が高く見込めそうではありますが、
答え方を間違っていたり、嘘をわざと答えていて整合性が取れない、
訓練を繰り返すと上達も見込めるなどもある部分もあります。


ですので、専門家でも、とっても分析は難しいのです・・・
なので、『テストバッテリー』という方法を使います。
どういう意味か・・・?
テストとテストをバッテリーさせるのです。
つまり、
『質問紙法』と『投影法』を組み合わせたり。
異なる診断方法を組み合わせ、より分析の精度を高めます。

 


このあたりの勉強は、教師だった時に、教育心理でもかなり勉強しました。
そりゃそうだ!
人間のある一定の時期の成長を見守るお仕事ですもんね。


自分が生徒だった時も思い出してみれば、
あ、あれは受けてたかも!?と思うやつがあったりするから、
人の成長を見るためには欠かせないのでしょうね。


学校教育でもしっかり取り入れられているってことですね。

 


みなさんも、心当たりはありますか?