【人生が変わる】 起きている時間の積み木
The eternal problem of the human being is how to structure his waking hours.
Eric Berne
人類永遠の課題は、起きている時間をどのように構成するかだ。
エリック・バーン
おお、カナダ人の精神病理学者エリック・バーンさんの名言とは~
エリック・バーンさんは、日本メンタルヘルス協会でも何度も出てくるかたでした。
1910-1970
『交流分析』というパーソナリティ理論を提唱しました。
パーソナリティ検査としては、『エゴグラム』とよく呼ばれているものです。
つい昨日まで、私のブログで、パーソナリティ検査については述べてましたね~~~
理論ですので、
人格と個人の成長と変化における体系的な心理療法です。
発表した当初は、斬新すぎてか軽視されていたようですが、
1970年代になって、評価されていきました。
現在では、いろんな場面でカウンセリングに応用されて使われています。
交流というだけあってコミュニケーションの理論としても
システムと組織の分析などにも及ぶので、
コミュニケーションのパターンを見ることができる。
この理論が面白いのは、
経済学の「ゲーム理論」を心理学分野に応用し、
フロイトの精神分析を下敷きにして作られているということ。
なので、親・成人・子どもという要素が出てくる。
※ フロイトに詳しい人であれば、エディプスコンプレックスなどの用語を生み出したように、
フロイトは、抑圧された自我を、エロスや女親・男親という観点で分析していることをご存知でしょう。
詳しいことは省略しますね・・・汗
また、コミュニケーションのパターンを見るので、
ひとは、『人生脚本』という概念を使って、「何をしたいか」「自分の人生をどうしたいのか」を表していると提唱した。
ひとは、ゲームをするのだ。
つまり、解決できない問題に直面した時に、
親の要素が出やすいあなたは、子どもである要素の相手を支配しようとしたり、
子どもの要素が強いのであれば、成人の要素の相手を前に、見なかったことにしてしまったりする。
そう、「あーあ、いつものパターンをやっちゃった」とすることで
「どーせわたしはいつもこうなの」と自分を安心させるパターンを繰り返すのだ。
そんなこと、あなたにもないだろうか?
コミュニケーションを、パターンに当てはめて行おうとし、同じ結果を導こうとすることを、
相手に対し、自分が起こしているゲームであり、
予測通りに、パターンが完成することを、
自分が書き下ろした脚本という風に捉えるわけだ。
how to structure his waking hours.
structureは動詞。
組み立てる
wakeも動詞
起きる
hourは名詞
1時間、という単位で使うことが多いだろうが、ざっと「時間」という意味でも使う
timeでなくhoursを使うほうが、起きている時間の間の長さ的なものを表現できる感じ。
自分自身の目覚めている時間を組み立てる方法
なるほど・・・
エリック・バーンさんならではの発想に感じますね~
人生脚本、という、自分の意思をもって、コミュニケーションのパターンを創るという発想をするかたなので・・・
起きている時間も、どう組み立てて、有意義なものにするかっていうことは
あなた次第だよ、
って突き付けられる感じ。
人生って、いろんなことがある。
いいこと悪いこと。
で、自分の意志で呼び込んだものばかりとは限らないのだけど。
寝ている間はしかたない
でも、起きている間は、自分の意志で、できることがたくさんある。
積み木とか、そんな感じで捉えてみるとわかりやすい。
自分の今までの人生を、積み木で作ってみるといいかもしれない。
見える化して、気が付くものがあるかもしれないから。
そこに、あなたのユニークさが見つかるだろう。
あなたのユニークさを、あおちゃんと探してみようかな、と思われた方
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