自分らしさ探求~Me-ism~

自分らしく生きることを楽しむための書き散らしのブログ

無意識とかを復習しよう1ーフロイトさんの無意識


心理学を勉強していると切っては切り離せない、
というか、もっとも醍醐味ともいえる分野を見直してみよー

 


「無意識」の世界です。


「無意識」を発見したことで、
心理学の発展はオモシロい方向に行ったと思うのは
私だけでしょうか?


人間の可能性が増えたというか・・・


わたしはスピリチュアル嫌いですが、
「無意識」という目に見えない世界は、存在しているとしか言えない、
と思っています。

 


ジークムント・フロイトさん(1856-1939)


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オーストラリアのかたで、ユダヤ人をルーツに持ちます。
ユダヤ人のかたは、心理学の世界でも、
やっぱり新しい理論を見つけたりする天才肌の人が多いんだなぁなんてぼんやり~と。


精神分析」の父ともいわれるかたです。
今やふつうの「精神疾患などの治療法」に使われるための、精神分析ですが、
精神分析を作り上げた方は、彼です。

 


経緯ですが、まず「無意識を発見」する必要がありました。

 


彼は、もともとかなり優秀な生理科学者であり、医学者であったようです。
脳外科医の分野でも、かなりの実績を残しています。


奨学金を得て、パリへ留学したことが彼の経歴を変えていきます。

 


1885年、彼はヒステリー研究で有名であった神経学者ジャン=マルタンシャルコーのもとで
催眠によるヒステリー症状の治療を学びました。


当時、人々は、社会的に生き生きと生きられないような時代です。
社会が発達し、階級社会の考えも強く、倫理的に束縛される時代でした。
それもあってか、ヒステリー症状で悩む人が多かったそうです。
フロイトさんは、男性のヒステリーについての論文を書き上げています。


1886年、一般開業医として、ヒステリーの治療法を行おうとします。
試行錯誤の末、自由連想法による技法にたどり着き、
それを精神分析と名付けました。


催眠による治療を行っていると、
多くの人が「幼児期の性的体験」にたどり着いたりしていました。
1895年、ヒステリーの原因は幼少期に受けた性的虐待ではないかと発表します。
時代背景的に、性が抑圧されていた時代でもありました。

 


1896年、父ヤーコブの他界により、衝撃を受け、不安症を悪化させます。
フロイト自身の夢を分析し、無意識内での、
母に対する性愛と父に対する敵意と罪悪感を見出します。


1900年、『夢判断』を出版。

 


そこから、彼の関心は無意識に関する理論の確立へと向かっていきました。

 


ヒステリー研究から、無意識へとたどり着く経過が面白いですよね。
催眠療法が、そんな昔から使われていたとは・・・!


この時代に、催眠とか、胡散臭そうに思われそうなものですが、
すでに有効とみなされていたこととか、
それを一流ともいえる脳外科医であるフロイトが取り入れようとした、
なんてあたりは、斬新すぎる!!!

 


ところで、心理学の発展は、昔は、精神疾患などの人の症状を理解したり、
改善しようとするために、発展しています。


ふつうのひとの、心理学というのは、最近になってからなのです。

 


で、フロイトさんですが、
ほんっと、思うのですが、
天才は、不可能とか荒唐無稽なものを、超越していきますね。


いったん、常識というものは置いておけ、ということだな、と思います。


新しいものを創ろう、
そう思ったら、それを実践すればいい。

 


夢と無意識が結びついていくのもすばらしい。


今なら当たり前に思われる「夢」には意味があるとか、
「夢は私たちの無意識が現れたもの」という考え方、に至る経緯。
夢の内容が恥ずかしすぎて言えないという時代だったと思うのです。
荒唐無稽すぎる、とか、内容が恥ずかしすぎる、
そんな夢は、現代でだって口にするのをはばかられるわけです。


そこにこそ、
人間の本心が隠れているのではないか?
と気が付いたわけですよね。


夢はそれまでもずーっと人間は見ていたはずなのに、
20世紀も初めにならないと見つけられなかったというわけです。

 


とまあ、私なりのまとめ方をしてみました。
彼の無意識の理論についての詳細は、明日に回します。


みなさん、なんとな~くでうっすらわかっていることが、
彼の理論を見ながら理解していくと、面白いです。

 


さてさて、フロイトさんのように、自分にしかないユニークなもの、
みつけてみたいなぁ~と思われる方、私と一緒に探す旅に出てみませんか?
お問い合わせくださいませ。


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